電気通信工事施工管理技士の受験資格
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電気通信工事施工管理技士受験の流れと資格について
電気通信工事に関して責任ある立場で働ける電気通信工事施工管理技士。令和元年に親切された国家資格です。スキルアップや年収アップのために取得を目指している人が少なくありません。
電気通信工事施工管理技士は、1級と2級があります。どちらも第一次検定に合格して、第二次検定へ進むという流れです。
受験の定義
- 第一次検定…電気通信工学など、施工管理法、法規が問われるマークシート方式
- 第二次検定…施工図の作成など施工管理法が問われる記述式
2級電気通信工事施工管理技士の受験資格
令和6年度より受験資格が変わりました。変更後の受験資格について紹介します。
1:第一次検定のみを受験する場合の受験資格
試験実施年度末において17才以上の方です。経験は問われません。
2:第一次検定と第二次検定を同日に受験する場合の受験資格
第一次検定の受験資格に加えて、次で紹介する第二次検定受験資格が必要です。
第二次検定のみを受験する場合の受験資格
第二次検定は、実務経験が必要です。以前は学歴による実務経験年数でしたが、改正後はシンプルになっています。実務経験が不足する場合は、1級の一次検定を受験して合格することで受験資格の実務経験年数を短縮することが可能です。
2級一次検定合格後 |
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1級一次検定合格後 |
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1級電気通信工事施工管理技士の受験資格
第一次検定を受験する場合の受験資格
試験実施年度末において、19歳以上です。以前は学歴による実務経験が必要でしたが、年齢制限のみになりました。
第二次検定を受験する場合の受験資格
1級一次検定合格後に第二次検定を受験する場合は、「実務経験5年以上」「特定実務経験1年以上を含む実務経験を3年以上」「監理技術者補佐の実務経験1年以上」のいずれかが条件です。2級二次検定合格後の場合は、「実務経験5年以上」「特定実務経験1年以上を含む実務経験を3年以上」のどちらかを満たす必要があります。
- 第一次検定合格者
- 第一次検定を「2級合格者」として合格した場合
1級一次検定合格者 |
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第一次検定を「2級合格者」として合格した場合 |
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電気通信工事施工管理技士の難易度は?合格率はどれくらい?
1級電気通信工事施工管理技士
第一次検定
2019年度 | 43.1% |
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2020年度 | 49.1% |
2021年度 | 58.6% |
2022年度 | 54.5% |
第二次検定
2019年度 | 49.5% |
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2020年度 | 49.3% |
2021年度 | 30.1% |
2022年度 | 37.4% |
参照元:セコカンプラス(https://sekokan.ten-navi.com/article/2369/)
2級電気通信工事施工管理技士
第一次検定
2019年度 | 57.7% |
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2020年度 | 63.9% |
2021年度 | 70.0% |
2022年度 | 59.1% |
第二次検定
2019年度 | 57.1% |
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2020年度 | 42.9% |
2021年度 | 35.0% |
2022年度 | 35.6% |
参照元:セコカンプラス(https://sekokan.ten-navi.com/article/2375/)
電気通信工事施工管理技士を取得することで、「専任の技術者」として認められます。建設業の許可を受けた企業には、各営業所に「専任の技術者」を配置する義務があります。「専任の技術者」とは、国家資格の保持者もしくは一定の実務経験年数を得た者です。電気通信工事施工管理技士は、国家資格保持者に該当するため、企業から重宝されます。また、現場に必要な「監理技術者」「主任技術者」として活躍することもできます。
将来のキャリアを考えると、企業からのニーズが高く、管理者の立場として仕事に携われる電気通信工事施工管理技士は魅力的。年収アップも目指せる資格です。第二次検定は実務経験が受験資格として求められるため、実務経験を積みながら着実にステップアップしていくといいでしょう。
1級も2級も、第二次検定の合格率は35%程度です。実務経験が受験資格となっているため、プロが受験している資格ですが、簡単に合格できる資格ではありません。だからこそ、合格すれば高いスキルを持っていることを証明できるというメリットがあります。
これから電気通信工事施工管理技士の資格取得を目指すのであれば、資格取得の費用を支援してくれる派遣会社などを探してみるのもいいでしょう。オープンアップコンストラクションなら、資格取得費用支援をはじめ、電気通信工事施工管理技士のために、さまざまなサポートを行っています。
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